購入レビュー!プーマLast Lapランニングジャケット。防風・撥水・軽量でコスパ抜群のウェア

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だんだんと冷え込むことが多い季節になってきました。私が滞在しているドイツでは10月からほとんど冬のような寒さです。

コロナの影響で在宅時間が増えた中、3月から始めた週2日のランニングは今も継続できています。ジムは使えないので、もっぱら街中を走る日々です

寒い時期でも走れば暖かくなる」という気持ちから、今まで防寒用のランニングウェアの購入を避けていましたが、冬本番を前にさすがに一枚必要だと感じるようになりました。

風が冷たく肌が痛いこと、走り始めに体が冷え過ぎていると筋肉系の怪我をしてしまいそうなことが主な理由です。

1. 購入前のジレンマ

いざランニングジャケットを探してみると気づくことは、意外と高価であるということです。

ランニングジャケットに求められている機能としては軽量・防風が一番ベーシックですが、近年のランニングブーム(?)から様々な高機能製品が展開されており、価格も手軽に何着も買えるものではなくなってきました。

スポーツブランド(アディダス・ナイキ・プーマ・New Balance・アシックスなど)からの商品だと7,000円から1万円代前半アウトドアブランド(Northface・Patagonia)からだとトレイルランニング仕様の商品が10,000~20,000円といった価格帯です。

その中で、購入を迷ったのがNorthfaceやPatagoniaなど、アウトドアブランドからの高機能商品です。

一つ目がNorthfaceから発売されているスワローテイルベントフーディジャケット。Northfaceということでデザイン性・機能性の高さはもちろんのこと、ポケッタブルな仕様で携帯性も高いことが魅力の商品です。

[ザノースフェイス] スワローテイルベントフーディ メンズ

二つ目がPatagoniaのフーディニジャケット。Patagoniaの中でも名作として知られる商品で、長年人気の商品です。Patagoniaはサステナビリティに力を入れており、アフターケアなどの対応も他ブランドと比べて良いことから候補に挙げました。

長く使えそうな高機能な商品を探していて候補に挙げた二点の商品ですが、一枚目のランニングジャケットに、この金額を出すのか悩みに悩んだ挙句、最終的にはスポーツブランドのPUMAからのランニングジャケットの購入に至りました。

2. 購入品

最終的に購入したのはプーマのLast Lapジャケットです。その理由は以下の点です。

セール価格

こちらの商品の購入金額はおよそ5,500円ほどでした。決して安くはありませんが元値が10,000円近かったので、なかなか良い買い物だったと思います。

スポーツブランドは季節ごとに新しい商品を次々とリリースするのでセールになる確率も高いです。とりあえず、試しにランニングジャケットを試してみたい方はスポーツブランドから探してみることをオススメします。

カラーリング

せっかく高価な金額を払うのであれば、ランニングだけに限らず普段から着用できる色が欲しいと初めは考えました。

その点からPatagoniaやNorthfaceの商品はデザイン的に普段から着用できそうだったので候補にあげました。

しかし実際走るシチュエーションを考えると、サラリーマンの私が街中を走れるのは早朝か定時後であることが確実で、冬の時期はほとんど暗い時間帯です。

そうすると、安全面からなるべく目立つカラーリングにした方が良いと感じました。ランニングウェアに派手な色が多いのはそういった理由も含まれていると思います。

目立つカラーリングの場合、個人的に普段着として着る機会はほぼゼロです。その服に10,000円以上も費やす気になれなかったことからも、アウトドアブランドの選択肢はなくなりました。今後、2着目が欲しくなった時に考えようと思います。

3. 機能と実際の使い心地

価格は手頃であっても、PUMAは歴史のあるスポーツブランドです。しっかりと必要な機能は抑えてあります。

防風性

まずはメイン機能の防風性です。

ランニングジャケットに慣れている人からすると当然かもしれませんが、初めて着用した私にとっては驚きでした。

今まで突き刺さるような風に晒されていて、スピードを上げれば上げるほど強く感じていた冷たい風が無になりました。誇張しているように聞こえますが、それだけ体感温度が変わります。

WIND CELL素材はプーマの防風素材のことです。

冷たい風の進入を防ぐ高機能防風素材により、運動中も衣服内は快適

プーマ公式サイト:商品ページより

素材以外にも袖と丈が長めの作りになっており、風が内部に侵入しにくい構造にしているようです。

撥水性

続いて撥水性です。こちらもウィンドブレーカーと呼ばれる衣類ではほとんど標準の機能と言えるでしょう。

実際に雨の日にこちらを着用して走ったこともありますが、小雨程度であれば内部に水が侵入することはありませんでした。また本格的な雨のであっても、水が浸透して寒さを感じてしまうというようなこともありませんでした。

とはいえ、防水構造ではないので完全に水をシャットアウトできるわけではありません

こちらの撥水性が生かされるのはランニング時だけではありません

週に2回走っているのですが、その度に洗濯機で洗うのが面倒です。しかし、こちらのジャケットの場合、

一日は手洗いでさっと洗って日陰に干しておくと1時間ほどで乾いている

ので、非常に扱いやすいです。この速乾性も機能性素材の良い点です。

視認性

最後は購入の決め手にもなった視認性です。

私のランニングコースは完全に街中ですので、歩行者・自転車・自動車と交通面で気を遣う必要があります。

こちらのジャケットのポイントは360°どの方向から見ても反射板が確認できることです。

胸のロゴ・背面のドット・左側面のWINDCELLロゴ・右側面のPUMAロゴが反射板になっており、車や自転車へ自身の存在を気づかせることができます。

プーマのロゴが反射板に
背面のドット反射板

番外編・携帯性

ランニングウェアの特性上、記事が軽量かつ薄く作られているので、携帯性も抜群です。

畳んでクルクルと丸めると、直径7cm・長さ15cmほどのサイズにすることができます。ポケットに収納できるわけではないですが、畳んでこのサイズにできれば十分ではないでしょうか。

4. おわりに

今回はPUMAのLast Lapジャケットというランニングウェアを紹介しました。

Last Lap Graphic メンズ プーマ
LAST LAP フーディージャケット [メンズ]

正直に言ってしまうと購入前はそこまで期待していなかったのですが、使ってみると非常に満足度が高かったので自信をもってオススメできます。

プーマは最近、様々なデザイナーとのコラボであったり、サッカーのネイマール選手と契約するなどデザインやブランディングに力を入れてきており、個人的に気になっているブランドでした。

みなさんも、ぜひ一度公式サイトを覗いてみてください。