購入レビュー!Tevaサンダルのサイズ感・履き心地は?シンプルで都会的なオリジナルユニバーサル

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2021年も半年があっという間に過ぎ、折り返しの7月に入りました。

だんだんと気温も高くなり、ショーツやサンダルで外出する機会が増えてきています。

とはいえ、私はふらっと近所へ出かける際はクロックスで出かけてしまいますが、よそ行きの「ちょっといいサンダル」は持っていませんでした。(さすがにクロックスで街へ買い物に出かけるのは、そろそろやめた方が良い年齢です。)

候補として考えていたのは、オシャレサンダルの定番ブランド・ビルケンシュトックか、より機能性を重視したアウトドアブランドから展開されているスポーツサンダルでした。

色々と店舗を見て回ったところ、見つけたのがTevaの「オリジナルユニバーサル」です。

お店で実際に見つけるまで、恥ずかしながらこのブランドを知りませんでした。

しかし、調べてみると意外と歴史が長く、スポーツサンダルの先駆けブランドとして広く知られていることがわかりました。

実際に履いてみてもシンプルなデザインが都会的で、どんなファッションにも使えそうだったので購入することに決めました。

1. 購入品紹介

Teva・オリジナルユニバーサル

Tevaはグランドキャニオンのリバーガイドが始めたブランドです。

靴とサンダルの機能性を融合させたオリジナルのスポーツサンダルを開発したところからブランドが始まっており、この「オリジナルユニバーサル」はその初期モデルです。

今となってはいわゆる普通のテープサンダルと変わらないですが、ストラップ部分は他のテープサンダルには見られない形状です。足首と爪先部分が調節可能なストラップで、それぞれを外側で結んだ形状になっています。

また、ストラップ部分の素材は2020年からUNIFI社の再生プラスチック素材REPREVE®が100%使用されています。

履いていなくても立体的にストラップが自立しており、完全に手を使わずに履くことはできませんが、多少足が入れやすくなっています。

インソールは土踏まず部分が盛り上がっていて、足の形に沿った形状。ミッドソールは衝撃を緩和するEVAフォームの軽量素材が搭載されています。

アウトソールには凹凸が設けられていますが、Tevaの他のモデル「ハリケーンXLT2」などと比べると多少心許ないシンプル設計です。それでもグリップ力は街中で使うには申し分ありません。

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スタイリング・外観

正直なところ、これを試着するまでテープサンダルのイメージはどこか「子どもっぽい」「中年おじさん」のように良いイメージはありませんでした。少なくとも20代、30代がオシャレに履くものではないと。

しかし、このオリジナルユニバーサルは余計な装飾が一切ないため、変に悪目立ちすることがありません

ショーツ以外で、キレイめのスラックスと合わせても大人っぽく履けると思います。

装飾はこの黄色い「Teva」のブランドロゴのみです。

2. サイズ感・履き心地は?

続いて、サイズ感・履き心地についてみていきましょう。

今回、私は普段のスニーカーサイズと同じ26.0cmを購入しました。

以前、ZOZOMATで測定した裸足のサイズはこんな感じ。

日本人の中では特に幅広というわけではなく標準的な足幅です。

一応、参考までに他ブランドの普段履いているサイズを載せておきます。

スニーカーサイズサイズ感
ラルフサンプソン(PUMA)26.5・ちょうど良い
・幅ぴったり
・爪先にゆとりあり
スタンスミス
(Adidas)
26.0・ちょうど良い
・脱げない程度のゆとり感
・ワンサイズ落とすと小指が当たって窮屈
ALL STAR HI (CONVERSE)26.5・ちょうど良い
・爪先にゆとりあり
・分厚い靴下を履くと窮屈
エアマックス1(NIKE)26.0・ちょうど良い
・分厚い靴下を履くと窮屈
On Cloud26.0・ちょうど良い

親指部分が少し余っている気もしますが他の指がほぼピッタリなため、特に大きな違和感はありません。

ストラップのかかと部分が少し浅く感じましたが、前と後ろ2箇所でしっかりと閉めておけば歩いていても脱げてしまうことはありませんでした。

ベルトは硬過ぎず、適度に柔らかいため初回であっても靴擦れは起こりませんでした。

また、適度にクッション性があり、通気性もあるので(サンダルなので当たり前ですが、、)快適に過ごせます。とにかく楽です。

すでに2時間ほどの長時間ウォーキングを試してみましたが、正直言うと下手なスニーカーよりも歩きやすく、足も痛くなりにくいと思います。

On Cloudなど軽量さ・通気性の良さ・歩きやすさに定評のあるスニーカーと比べてみても、遜色ありません。

3. 良い点・悪い点

それでは、オリジナルユニバーサルの長所と短所をそれぞれ見ていきましょう。

長所

  1. 軽い
  2. 歩きやすい
  3. シンプルなデザイン

まずはなんといっても軽い。

公式サイトに片足・約193gとある通り、一般的なスニーカーと比べると断然軽量です。この軽さから一日中履いていても、重さからくる疲れはかなり小さいと感じました。

他のサンダルと比べて脱げる心配がないので、靴と同じような感覚で動き回ることができます。

ソールにも拘って作られており、長時間歩いていても足の痛みは起こりににくく、軽さも相まってかなり歩きやすいです。

今のところTPOでサンダルが履けないシーンを除いて、常にこの一足がファーストチョイスです。

ショーツに合わせても良いですが、デニムやスラックスに合わせても夏っぽく抜け感が出せてファッション性も高いのも良い点です。

短所

  1. 汚れやすい(足・サンダルともに)

正直いってしまうとサンダル特有の問題以外、弱点が見つからないです。

足を覆う部分が少ないデザインですので、砂っぽいところや砂利道を歩くとサンダル・足ともに汚れやすいのが唯一の弱点です。

また黒一色のため、砂埃や汗染みなどは目立ちやすいです。こまめに丸洗いすることが大事かなと思います。

汚いサンダルを履いていると一気に清潔感が失われてしまうので、ここだけは気をつけた方がいいと思います。

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4. もう一つの定番モデル・ハリケーンXLT2との違い

さて、購入品を紹介する前に、店舗でTevaのもう一つの定番モデル「ハリケーンXLT2」とどちらを購入するか悩んだ話をしましょう。

同様の悩みを抱えている人も多いと思います。

Teva・ハリケーンXLT2とは

上の画像のように、オリジナルユニバーサルとの違いはソールの仕様です。

インソールはラバー素材使用でより滑らかで快適に、アウトソールはグリップ力が段違いに強く設計されています。

サンダルの快適さそのままに、ソールをより靴に近づけた一足といえます。

ソールの機能性が増したことで、その分厚みが出ており、よりアウトドアサンダルのゴツめな雰囲気です。

私は機能面でかなりこの「ハリケーンXLT2」に惹かれていましたが、最終的に普段使いに適したデザイン性を優先し、「オリジナルユニバーサル」を選びました。

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どういった人にオススメ?

それではどういった方に、それぞれのモデルがオススメなのでしょうか。

まずはオリジナル・ユニバーサルがオススメの人はこんな方々です。

オリジナルユニバーサル向きの方

  1. ファッションの一部としてサンダルを取り入れたい方
  2. 街履きやちょっとした小旅行での着用がメインの方

一方、ハリケーンXLT2がオススメの方は以下のような方々です。

ハリケーンXLT2向きの方

  1. 靴の代わりとして夏の間、ガシガシと履いていきたい方
  2. 川遊びなどアウトドアなシーンでの着用を考えている方

値段は定価でオリジナルユニバーサルが税込7,000円、ハリケーンが税込8,500円と1,500円しか変わりません。(Amazonや楽天ではもっと安く取引されています。)

この1,500円でハリケーンの機能性が手に入るのであれば、コスパ的にはハリケーンに軍配が上がる気がします。

最終的な決め手はデザインと普段の利用シーン次第です。

街で履くのがメインであれば、断然オリジナルユニバーサルがオススメですし、少しでもキャンプなどアウトドアでの利用を考えているのであれば、ハリケーンがオススメです。