ドイツで生活する上で欠かせない個人賠償責任保険（独：Privathaftpflichtversicherung）オススメの会社！

日本では馴染みが少ないですが、ドイツで生活する上で必須となる保険の一つが「個人賠償責任保険」です。

ドイツ語では「Privathaftpflichtversicherung」、英語では「Private Liability Insurance」と呼ばれる保険です。

個人賠償責任保険について簡単に説明すると

あなた（被保険者）があなたの所有・管理するものが原因で発生した偶発的な事故により、第三者（被保険者以外）の身体・所有物に損害を与えた際に発生する賠償責任によって発生した、あなたの損害を補填してくれるための保険

です。

ドイツに移住してきて数ヶ月が経過し、あることがきっかけで加入することになりました。

色々と探して見た結果、ある会社の保険が良さそうでしたので共有したいと思います。

日本人のドイツへの移住理由はワーホリ・学生・駐在など様々ですが、どの方にとっても十分カバーできる保険内容になっているかと思います。

1. 必須である理由

まずは、なぜ個人賠償責任保険に加入することになったのかについてお話しします。

きっかけはズバリ、引越し先物件の契約の一部だったからです。

ドイツへ移住された方は同じような経験があるのではないでしょうか。

部屋を借りる際に個人賠償責任保険が必要な理由は、あなたが住居や共用部分に損害を与えてしまった際に弁償する必要があるためです。

例えば水漏れを起こしてしまい、床を張り替えなければいけなかったり、下の住人の所有物を破損してしまった場合、総額でとんでもない費用の負担が発生します。それらのケースに備えて、予め契約の一部として保険への加入が必須の要件であることが一般的です。

住居以外にも、あなたが誰かの所有物を破損してしまった場合、役に立つので加入しておいて損はないと思います。

歩きスマホをしている人にぶつかってしまい相手側の電話を壊してしまったとき。駐車中のバイクを倒してしまい、破損部分の修理が必要になってしまったとき、同時に相手も転倒して骨折させてしまったなど、枚挙にいとまがありません。

ドイツという国全体でこの保険があまりにも一般的であることから、何かあれば相手側の保険をあてにして簡単に訴えます。およそ80%のドイツの住民が個人賠償責任保険に加入していると言及している記事もあります。

日頃から気を付けておけば中々起こらない偶発的な事故ですが、起こってしまった時の代償の大きさに備えておくのも必要ではないでしょうか。

2. オススメの会社

個人賠償責任保険は健康保険などと比べると比較的安価です。

月額5ユーロほどが相場で、年間50~70ユーロほどで加入することができます。もちろん保険内容によって価格が変動しますが、知人に聞いても大体この辺りの価格帯が相場です。

今回、私が加入した保険は2016年創業と比較的新しいCOYAという会社の「Private Liability Insurance」です。

こちらを選んだ理由は

といったところです。

ドイツ語で不自由している私にとって、英語対応はかなり大きなポイントでした。

こちらへ移住してきてからインターネット、銀行口座開設など様々な手続きをしてきましたが、基本的に全てドイツ語です。まだまだドイツ語に慣れていない私にとって、実際に事が起こってしまった際に頼る先として、ドイツ語オンリーは心許なかったです。同じような境遇の人にはぜひオススメしたい会社です。

契約はこちらのリンク（紹介用リンクとなっており、割引価格が適用されますので是非！）から行う事もできますが、check24などの価格比較サイトからも契約する事が可能です。（check24はドイツ版の価格.comのようなサイト）

私は、こちらの紹介用リンクから登録したところ、月額4.99ユーロのところ1年間・月額3.7ユーロほどになりました。

※注意
check24などの価格比較サイトはドイツにおける契約において、最安値を探すのに便利です。
しかし、これらのサイトを通じて契約すると様々な割引が適用されて月々の実質支払い価格が安くなりメリットが大きいのですが、保険内容や契約期間などに関してcheck24用に設けられたプラン（Tarif）となっている事が多いです。

一定期間後の価格が変わったり、割引が数ヶ月後のキャッシュバックであったり、解約手続きが数ヶ月前にによるものなど形態は多種多様です。詳細に目を通して、問題なければこれらのサイトから契約しても問題ありませんが、個人的には各社のHPから素直に契約する方が好みです。

私は素直に公式サイトから契約を行いました。解約条件も柔軟ですし、保証も最高30,000ユーロまで、住居の鍵の紛失も保証されまずまずの内容になっていると思います。