購入レビュー!パタゴニア・バギーズライト・蒸し暑い夏にぴったり水陸両用ショーツ

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誰もが知るアウトドアブランド「パタゴニア」。

夏の定番といえばバギーズというショーツです。

現在、バギーズは

  1. ショーツ・5インチ
  2. ロング・7インチ
  3. ライト・6インチハーフ

と3種類展開されています。

ショーツとロングは昔からの大定番で長年愛されてきた商品で、生地や仕様は同じものが採用されています。

一方、今回紹介する「バギーズ ・ライト」は生地や仕様が他のバギーズ シリーズとは異なります。

個人的には新たなパタゴニアの人気商品になっていくのではないかと期待しているショーツです。

それでは早速レビューしていきましょう!

1. 購入品紹介

今回は2021年モデルの「インクブラック」というカラーを購入しました。

写真の通り、真っ黒というよりは濃いグレー墨黒に近い色といえます。

夏に履くものですので、真っ黒よりも夏っぽさがあって使いやすい色かと思います。

左側には「patagonia」のロゴがついています。

外側の装飾はこのロゴのみで、かなりシンプルな外観です。

届いたときの印象は「とにかく軽い」でした。

それもそのはず、わずか「145g」しかないのです。

他のバギーズシリーズであるショーツ・ロングがおよそ230gですので、およそ40%も軽量化されています。さすが「ライト」と名付けるだけあって、軽量化にこだわっていることがうかがえます。

素材には軽量で速乾性の高く、かつ丈夫なリサイクル素材「リップストップ・リサイクル・ポリエステル」が用いられており、耐久性撥水加工も施されています。

寄った写真からも分かる通り、リップストップ加工(裂けてしまっても、格子状に埋め込まれたナイロン素材が引き裂けの進行を防ぐ)が施されており、多少乱暴に扱っても問題ない耐久性は備えています。

また、水の中に入っても問題ないそうで、バギーズ シリーズの水陸両用という特徴はしっかりと継承してる点も素晴らしい。

【パタゴニア】バギーズ ライト ショートパンツ

2. 仕様

もう少し詳細な仕様を見ていきましょう。

ポケットは左右に一つずつ、後ろにはついていません。

ポケットの裏地は表地と同様のポリエステル生地が使われているわけではなく、インナー用のメッシュ素材が用いられています。

メッシュは通気性が良く、かなり薄い素材ですが十分強度はありそうです。

常にポケットへスマホや財布を入れて動き回った際、どれほど破れずに過ごせるかは未知数ですので、この夏の間でその点も検証していきます。

素材は先ほども述べたように、既存のバギーズとは異なり、軽量化を目的とした「リップストップ・リサイクル・ポリエステル」が採用されています。

表面には耐水性撥水加工がされており、速乾性に優れています。ささっと手洗いをして干しておけばすぐに乾いてしまうので、旅先でも重宝できそうです。

また、水陸両用の製品であるため水着としての着用も可能です。キャンプや川遊びなどアウトドアレジャーのシーンでもこの一枚だけ準備しておけば完璧です。

先ほど紹介したメッシュ素材のインナーが下着の役割を果たしてくれるため、下着なしの一枚で履くことも可能で、蒸し暑い夏でも快適に過ごせます。

生地が薄くなったことで、くるくると丸めると、ボール大の大きさ(かなりコンパクト)に収めることができます。

他の方のレビューを見ると、何年か前のモデルは収納ポケットがあったようですが、本モデルは簡素化されてその仕様は変更されたみたいです。

3. サイズ感

最後にサイズ感についてです。

ショーツのサイズ感はとても大事です。いい大人が履くモデルですので、短すぎても恥じらいがありますし、長過ぎると野暮ったい印象を与えてしまいます。

私は今回「Mサイズ」を購入しました。体型は172cm・66kgの中肉中背でデニムなどのパンツは31インチを選択しています。

普段パタゴニアでは「Sサイズ」を購入しますが、このショーツに関してはワンサイズ上げました。

理由は公式Webサイトのレビューで「やや小さめ」と評価している方が非常に多く目についたからです。

事前に下調べをして実際に店舗で試着してみましたが、レビューの通りSだと少しピタッとしすぎて窮屈な感覚がありました。

丈の長さは6インチハーフで膝上までの丈感です。

後ろから見るとこんな感じ。

4. おわりに

いかがでしょうか。

バギーズ・ライトは毎年5~7色ほどカラー展開されています。

定番のバギーズ ショーツ・ロングと比べるとまだまだ人気は低いのかもしれませんが、個人的には蒸し暑い夏には快適な1着だと実感しています。

【パタゴニア】バギーズ ライト ショートパンツ