購入レビュー!新発売のブラウン新密着シリーズ7を1ヶ月使用!エントリーモデルでは味わえない一段上の剃り心地
以前こちらのブログでブラウンのエントリーモデルのシェーバー「WaterFlex」をご紹介しました。
こちらのシェーバーは替刃も数回取り替えながら、かれこれ5年ほどお世話になりました。一度も故障なく、剃り心地にも大変満足していましたため、次もブラウンを買おうと心に決めていました。
次の購入を検討していて、目星をつけていたのが「シリーズ7」でした。「シリーズ7」はおよそ15,000~20,000円台で販売され、ブラウンの電気シェーバーの中ではミッド〜ハイエンドに位置付けられるモデルです。
毎回、Amazonのセールが行われるたびに購入すべきか悩み、購入が遅れていましたが購入を見送っていたことは正解でした!
2020年夏に「新密着シリーズ7」として、全く新しく生まれ変わった新製品として生まれ変わったのです。
悩んでいた私にとっては最高のタイミングでしたので、早速購入し1ヶ月ほどじっくり使用してみました。
1. 購入品紹介
まずはざっと購入品・付属品の紹介です。
今回はアルコール消毒スタンド付属のモデルを購入しました。
個人的にこのアルコールスタンドは洗面所の場所をとること、メンテナンスコストが高いことが理由で好きではありませんでしたが、購入のタイミングが悪くこちらのセットでしか手に入りませんでした。やむを得ずこのセットでの購入です。
主な付属品としては以下の通りです。
本体はこんな感じです。
旧モデルからデザインが刷新され、全く異なる商品へと生まれ変わりました。
旧デザインの無骨な印象から、よりスタイリッシュでクールな仕上がりへと印象が180°変わりました。実際に手元に届いてからも、その高級感で毎朝憂鬱なヒゲ剃り時間を和らげてくれています。
所有欲を満たしてくれる素晴らしいデザインです。
2. 商品スペック
新密着シリーズは同時期にシリーズ5、シリーズ6、シリーズ7を発売しており、ほぼ同じデザインを採用しています。
シリーズごとの主な違いは、価格とヘッドの可動域です。
価格は2020年12月現在、以下の通りです。
それ以外にもシリーズ7には髭の濃淡を識別し出力を最大化する「人工知能テクノロジー」やシリーズ5に搭載された刃を取り外さずに洗浄が可能な「クイック洗浄システム」などの違いがあります。
それ以外は全てのシリーズで完全防水仕様、バッテリー時間も同じとなっています。
細かい機能ですが「トラベルロック」も搭載されており、電源ボタンが押されてもすぐに動作しないようにロックをかけておくことができます。荷物として運ぶ際に勝手に電源がONになる心配もないので、出張や旅行の際にも安心して携帯できます。
3. 良かった点
それでは実際に購入から1ヶ月使用してみた上で気づいた点をお伝えしていきます。
肌への密着度・剃り心地
以前使用していたシェーバー「ブラウンWaterFlex」と比較して、剃り心地が段違いです。
その理由は明らかに360°の可動域を備えたシェーバーヘッドです。
従来のシェーバーの場合、自ら肌とシェーバーの角度を調整して深剃りできる最高のポジションでストロークする必要がありました。
シェーバーヘッドの可動域が限られているので、顎の位置に合わせて最適なストロークをしないと何度も往復しないと、剃りきれなかったのです。
しかし、この新密着シリーズ7は押し当てるだけで刃の全面が勝手に肌に吸い付くような感覚があります。
誇張した表現のように聞こえるかもしれませんが、全くそんなことはありません。この密着具合のおかげで、一回で剃れる量が従来のシェーバーに増えたため、ストローク回数が減りました。ストローク回数が減ると肌への負担も軽減されます。
持ちやすさ
新密着シリーズはどれも人間工学に基づいたハンドルデザインを採用しています。
従来の平べったいデザインに比べてグリップ感があります。背面のくぼみ指を引っ掛けて使う形になります。
バッテリー持ち
このモデルにはバッテリーと刃の劣化具合を示すインジケーターが備わっており、一目で充電時期や刃の交換時期を確認することができます。
電源ボタン下部のボタンを押すとインジケータで各項目の残量が表示されます。
検証のため、フル充電の状態から何日ほどで充電が切れるかを確認しました。
公称では50分の駆動時間となっており、5分の急速充電に対応しています。
私の場合、丸々1ヶ月充電せずに使用し続けることができました。ほとんど毎日、朝の1回およそ1~2分使用していました。
もちろん、使い方によっては早くバッテリーがなくなることもありますが、比較的ヒゲの濃い私でも毎回1~2分で全て剃れてしまうので、この結果よりも極端に短くなることはないと思います。
4. 悪かった点
ほとんど悪い点は見つからなかったのですが、唯一挙げるとすると掃除のしにくさが挙げられます。
掃除のしにくさ
以前使用していた「WaterFlex」の場合、刃の取り外しが容易でした。刃の両脇のボタンを押すだけで取り外すことができましたが、このシリーズ7ではその機能がありません。
上の画像のように、刃と本体の間に窪みがあるのでそこに爪を引っ掛けて取り外します。取り外しにはある程度力が必要ですので、一番初めに外した時は壊してしまわないか心配でした。
刃を取り外すと、下の画像のようになります。
画像の通り、部品の構成が非常に複雑で細かいため専用のブラシで掃除がしにくいです。
刃の内部にも剃ったヒゲが残っているので、刃を取り外してから叩いて取り除かなければいけません。
もちろん防水仕様ですので洗い流してしまえば良いのですが、乾いた後結晶化するカルシウムなどが白く残ってしまうのが嫌で、水洗いはなるべく避けたいと思っているためこの掃除のしにくさは少し残念です。
それもあり、アルコール洗浄器を試す良い機会だと思い購入しましたが未だ試す機会がありません。。。。
5. おわりに
いかがでしたでしょうか?
総合的な満足度は非常に高いです。価格も1万円台後半と安い買い物ではないので、失敗したくないと思いましたが全く後悔はありません。
他のブランドの同価格帯製品を試したことがないので、あくまでエントリーモデルからアップグレードした視点でのレビューになっています。
これから少し値の張るシェーバーの購入を検討されている方には是非おすすめの商品ですので、選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。