BIRKENSTOCKのブーツ・丸みを帯びた柔らかな雰囲気と抜群の履き心地!
ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)と聞くと皆さんサンダルをイメージされる方が多いのではないでしょうか?
私自身もビルケンシュトックは定番のサンダルに特化したブランドだと思っていました。
冬に突入しブーツが欲しくなってきたこともありショップを色々と回っていたところ、ふとビルケンシュトックのブーツが目に飛び込んできました。
今回はビルケンシュトックからリリースされている「ブライソン(BRYSON)」というブーツの紹介です。
1. BIRKENSTOCKのブーツの特徴
BIRKENSTOCKはドイツのブランドです。
歴史がとても長いブランドで、そのルーツは1774年まで遡ります。
このブランドの最大の特徴は人間工学に基づいたフットベッドと称される中敷きにあります。
一度履いたことがある方はご存知かもしれませんが、この中敷ソールの足馴染みが素晴らしく、一度履いてしまうと別のブランドには戻れないほど快適です。
ソールは全4層からなり、使用されているコルク素材は衝撃を和らげてくれるだけでなく、断熱・防寒効果で足を保護してくれます。また、強度を高め、湿気をコントロールするジュート層も含まれています。
ビルケンシュトックはこのオリジナルのフットベッドをベースに様々なサンダルやシューズを展開しており、全てドイツ国内の自社工場での生産を続けています。
多くの工程で人の手を介しているため、少々値が張るのは納得のブランドです。
2. 購入品紹介
今回はこちらの「ブライソン(BRYSON)」を購入しました。
レースアップのブーツですが、途中からホールではなくレースを引っ掛けるタイプに変わっています。
アッパーにはシボ感のあるレザーが使用されています。
爪先部分に程よく丸みがあること、アッパーとソールの間にコルクがチラッと見えることで、無骨になりがちなワークブーツの印象を和らげたソフトな印象を与えてくれます。
ヒール部分のつまみは私の履いているDr. Martensと比べると短くスッキリとした印象です。
ヒールの内側には目立たない具合に「BIRKENSTOCK」のロゴが刻印されており、所有欲を満たしてくれます。
3. 履き心地
履き心地は申し分ありません。なんと言ってインナーソールの足馴染みが抜群で、土踏まずに程よくフィットするので足の疲労が他のブーツと全然違います。
アウトソールはサンダルで採用されているものと同様に下図のような仕様となっています。(ブーツ用のヒール)
これまで硬いビブラムソールのブーツなど色々履いてきましたが、なんとも言えない歩きやすさを備えています。
クッション性のある柔らかい見た目をしていますが、実際はしっかりと靴のソールです。ただ、極端に硬いわけではなく歩きやすいため、足への負担が小さく歩きやすいのです。
アッパーのレザーに関しては、初めは多少硬さを感じました。
足首部分を縛っているのでその部分が若干擦れていましたが、何回か履くことでしっかりと足に馴染み、擦れることもなくなりました。
4. おわりに
さすが履き心地に定評のあるBIRKENSTOCKから発売されたブーツだけあって、その点は大満足でした!
これから履いていくことで、ソールの摩耗など耐久性に関して経過を見守っていきたいと思います。
他ブランドのブーツと比べると少し柔らかい見た目で、どのブーツとも異なる印象を与えてくれます。
ゴリゴリのワークブーツが苦手な方、人と違うブーツが欲しい方、初めてのブーツに挑戦したい方、色々なニーズを満たしてくれる良い一足だと思います。