購入レビュー!リーバイス501・LVC・1955年モデル。ワイドで無骨なシルエットに惹かれ購入。ワンウォッシュ後のサイズ感に注意!
今回はファッション素人の私でもデニムといえばこのブランド!というほど定番中の定番「Levi's」で購入したデニムパンツのご紹介です。
ここ数年のオーバーサイズのトレンドから、ファッションに疎い私でも少しずつタイトな服装からリラックス感のある方向へ少しずつシフトしている実感がありました。
とはいえ、ドカッとしたワイドパンツはまだまだ感度の高いアイテムのように感じてしまうので、取り入れるのに抵抗があります。
30代を迎えたこともあり、「多少値が張っても長く履けるもの」を色々と探していたところ、辿り着いたのがデニムの定番Levi'sでした。
目をつけていた商品が3万円台とユニクロ中心の私には高価な買い物だったので、実際に新宿のLevi'sショップへ足を運び、購入するか検討することにしました。
1. 実際に店舗で購入
店舗は東口から徒歩5分ほどの距離で旧ビックロのすぐ側。細長い作りでメンズのフロアは2Fか3Fだったと思います。
今回目をつけていたのは「Levi's Vintage Clothing (以下:LVC)」という各年代当時のデニムパンツを忠実に再現した定番モデル501です。
この記事に辿り着いた方はすでにご存知だと思うので、各年代のモデルの違いなど詳細は省きますが、私が目をつけていたのはルーズフィットよりの1955、スリムストレートな1947の2型です。
実際に手にとってみると、1955の方が生地が厚くずっしり感じます。それに比べると1947はペラっとした印象。
もともとデニムはガシガシ履いていきたいと思っており、かつ気分的にルーズなものを履きたかったのでモデルは1955に決定。
サイズを店員さんと相談
続いてサイズ感を確かめるために試着室へ。
ここからは店員さんと相談しながら考えることにしました。
20代後半くらいの店員さんでその方もちょうど1955を履いており、大きめのサイズをドカッと履かれていました。
そういう履き方もあるのかー。この感じも中々いいなと思いながらも、自分はそこまでエッジを利かせる勇気がなかったのでマイサイズを探すことに。
私は172cm、67kgで太ももが割と太めの体型。普段は31インチのパンツを選ぶことが多いです。
リジッド状態で洗わずに履くことはないと伝えたところ、33と34インチの二つをオススメされました。ウエストは洗濯後2インチほど縮むそうです。
実際にこの2サイズを試着するのですが明らかにブカブカで、ここから縮んだ姿が想像できないなー。。と思いながらもウエスト33インチ・レングズ34インチのサイズを選びました。
レングスに関しては34インチ以外のサイズは置いてなかったと思います。
レングスの調整(裾上げ)
ショップで購入した場合、
一度自宅で洗濯してから店頭に持ち込むことで、縮んだ状態から裾上げを行ってくれる
とのことでしたが、私は諸事情でその時間が取れないため購入と同時にカットをしました。
私は経験不足からこの選択をしてしまいましたが、 次回からは絶対にこの選択はしないと思います。洗濯後軽く後悔しました(笑)もう少し余裕を持って残しておけば良かった。。。。
次からは良い感じの長さにできると思いつつ、そもそもカットしなくてもいいんじゃないか?とも思っています。
※ちなみに2022年10月現在、オンラインショップで購入した商品の店頭での裾上げサービスは非対応とのことなので注意が必要です。裾上げが必要な場合は、近所の洋服修理専門店への持ち込みなどで対応。
2. 購入品紹介
続いて購入品を見ていきましょう。
LVC購入者用のトートバッグが付属します。
袋から取り出した様子がこちら。
細々としたタグが付属しており、全て外すだけで一手間。ただ、久しぶりにユニクロ以外のデニムを購入した私はこの瞬間も高揚感が止まりません。
広げるとこんな感じ。
リジッドのままで糊がついた状態ですが、太めのラインが目立ち存在感のあるシルエットです。
当時のモデル通り、ボタンフライが採用。ジップの方が実用的で楽ですが、クラシックな見た目に加え、経年変化時にボタンの当たりが出てくるのが楽しみな部分です。
3. 洗濯前の状態とサイズ感
店頭でも試着していましたが、裾上げの感じを確かめるためにもう一度履いてみることに。
この時点では、ウエストも裾の長さもしっかり余裕があります。
裾の折り返しもこのように軽く7~8cmは残っている状態です。
サイドからのシルエットはこんな感じ。
画像で見る限り、洗濯前でも極端にルーズというわけではなく、今の気分だと全然アリなサイズ感だったかもしれません。
シルエット的には悪くありませんが、流石にヒップやウエストがルーズ過ぎたのでここは素直に洗いをかけることに。
4. 洗濯後の状態とサイズ感
糊落としは説明タグに3通りほどガイドが乗っていましたが、面倒だったのでそのまま洗濯機にかけることに。
この際、洗剤は使用せずに回します。できる限り脱水して室内で乾かします。
糊落とし後の様子がこちら。
正直、全く正解がわからないので評価のしようがないのですが、今まで持っていたデニムの様子とは明らかに異なることは素人ながら見て取れます。
リジット状態と比べるとインディゴにムラができており、大雑把に表現してしまうと深いネイビーなのですが、他のデニムとは異なる独特の風合いに仕上がっています。また、生地の表面に触れると僅かな毛羽立ちを感じることができ、このデニム特有の質感を感じることができます。
リジッドでも「良いデニム感」はありましたが、個人的にはワンウォッシュ後の少しユーズド感のある風合いの方が好みです。
続いては縮み具合について。
洗濯前は悠々握り拳が収まるほどゆとりのあったウエストがいい感じに縮んでいます。
2インチサイズアップでの購入を勧められました通り、私にピッタリのサイズ感になりました。
半年ほどしてから次の洗濯を行う予定ですが、そこで少し縮んでも問題ない程度のゆとりはあります。
そして問題の裾の長さ。。。
???
正直、大変後悔しています(笑)
初めから軽く折って履くつもりだったのですが予想よりも縮んでました。
ロールアップの収まりが思っていたのと違う感じに。。。
この状態だとブーツを履く分には良い感じにロールアップして合わせられますが、オールスターなどの浅めのスニーカーと合わせるといい感じのクッションが出せないなーと思っています。
とはいえ、裾の長さ以外は適度なルーズ感と軽くテーパードしたシルエットが絶妙だと思います。
週に2、3回は履いてしまうお気に入りの一本になりました。
色落ちのさせ方など玄人目線でデニムを育てたいとは思っていないので、これから次の洗濯までガシガシ履いていき、色落ち経年変化を楽しんでいきたいと思います。
5. おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回はリーバイスの定番501の復刻版・1955年代モデルのご紹介でした。
デニム初心者でも履きやすいクセの少ないルーズフィットだと思うので、ぜひ普通のスリムテーパードに飽きてきた方に手に取っていただきたいモデルです。
裾上げを考えている方は、なるべくワンウォッシュ後の調整をオススメします。。私のような後悔をしないためにも。比較的高価な買い物でもありますので。