HHKBだけじゃない!静電容量無接点方式の高級キーボード4つを厳選!

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本記事では、キーボード界で最も高価である「静電容量無接点方式」の高級キーボードを厳選して紹介します。PFUからリリースされている「Happy Hacking Keyboard (通称:HHKB)」が有名ですが、それ以外にも各ユーザーの好みに合わせた様々なモデルが各社から発売されています。メンブレン方式やメカニカル方式のキーボードでは得られない打鍵感を実現するキーボードを是非手にとってみてください。

1. PFU - HHKB (有線・無線)

まずは何と言っても、HHKBです。エンジニア・プログラマ界隈では最高峰のキーボードとして知られており、打鍵感だけでなく、無駄のないコンパクトさが魅力のキーボードです。

つい先日、2019年12月に最新モデルが登場し、以下の3モデルが新しく用意されています。

最新3モデル

1. HHKB Professional Classic (有線)
2. HHKB Professional HYBRID (有線・無線兼用)
3. HHKB Professional HYBRID Type-S (有線・無線兼用+静音モデル)

上から順に価格が上がっていき、税込25,000円〜35,000円の間で5,000円ずつ価格が変わります。

それぞれ英語配列・日本語配列が用意されており、一点注意が必要なのは日本語配列にある「矢印」キーが英語配列版には存在しないことです。

PFU HHKB Professional HYBRID Type-S 英語・日本語配列(Amazon・Rakutenで探す)
PFU HHKB Professional HYBRID 英語・日本語配列(Amazon・Rakutenで探す)

2. 東プレ - Realforce (有線)

次に紹介するのは、HHKBと並ぶ有名な国産ブランド「Realforce」です。

Realforceには3つの選択ポイントがあります。

選択ポイント

1. OSの違い(Windows or Mac)
2. サイズの違い(フルキーボード or テンキーレス)
3. キーの重さの違い(変荷重 or 固定荷重)

最後の「変荷重」と「固定荷重」はキーボードに詳しくない方は馴染みのない言葉かもしれません。これはキーボードのキーの重さが場所によって異なるか、全て均一かの違いとなっています。変荷重の場合、「30g / 45g / 55g」と小指に近いキーが軽くなる仕様になっており、それぞれの指の打鍵の強さに対応しているのです。固定荷重の場合は、「30g / 45g / 55g」のどれかから好みの重さを選択することが可能です。

HHKBが「45g」であることから、「30g」を選択するとかなり軽いキータッチを実感できると思います。しかし同時に、簡単に押せてしまうため触っただけでキーが反応してしまい、タイピングミスが増える可能性も孕んでいますので、自身の好みに合わせて選択すると良いでしょう。

Mac用

代表的なモデルをいくつかピックアップして紹介します。

テンキーレス・固定荷重30gモデル

テンキーレスキーボード (87配列 APC機能 + 静音):シルバー/白 昇華印刷 30g(Amazon・Rakutenで探す)

フルキーボード・固定荷重30gモデル

日本語配列フルキーボード シルバー/白 昇華印刷 30g(Amazon・Rakutenで探す)

Windows用

テンキーレス・固定荷重30gモデル

キーボード テンキーレス 英語配列87キー ALL30g かな無し(アイボリー)リアルフォース (Amazon・Rakutenで探す)

3. AKEEYO - NiZ (有線・無線)

続いては、価格面に優位性のある中国製のキーボード、「NiZ」です。(公式サイト)

有線・無線兼用で2万円以下で購入できる点が非常に魅力的です。HHKBにみられるコンパクトな一面も兼ね備えているため、HHKBに少し手が出しにくい方に非常にオススメです。また、US配列でありHHKBにはない「矢印」が備わっていることに魅力を感じる方もいるかもしれません。

ただし、購入の際は品質・修理サポートの面で多少の妥協が必要かもしれません。

コンパクトタイプ

通常タイプ (66キー)

【2020 アップバージョン】NiZ 静電容量無接点方式 USBレシーバー付き(66キー)

4. Leopold - FC980C (有線)

最後は個人的に、HHKBと最後まで購入に頭を悩ませたブランド「Leopold」です。韓国製のブランドでNiZと同様に価格面で優位性を発揮します。(公式サイト)

韓国製でありながら、Realforceを生産している「東プレ」のキーを採用しているため、品質に関しては多少安心できます。

私が最後まで購入を迷った「FC660C」というモデルは既に国内での販売が終了しているようです。

2021年11月現在、再度確認したところ、Amazonで取扱が再開されたようです。

取り扱いカラーはブルー・グレーとブラックの2タイプ(静音モデルは前述の2色に加えてアイボリー・グレーも選択可)。USキーボード配列ですっきりとした見た目に加え、HHKBにはない矢印キーが配置されていることで、コンパクトながらも通常のキーボードと遜色のない使い心地を実現しています。通常モデルと静音モデルの2型が展開されています。

ミニキーボード 66キー 静電容量無接点方式 英語US ANSI配列 標準 All 45g 静電容量 日本製 (グレー/ブルー)
ミニキーボード 66キー 静電容量無接点方式 英語US ANSI配列 標準 All 45g 日本製 アイボリー グレー FC660C/EWLS

コンパクト・フルキーボード (有線)

もう1つ「FC980C」というモデルも展開されています。フルキーボードでありながらオリジナルのキー配置によりコンパクトなサイズを実現したモデル。なるべく幅の取らないフルキーボードを探している方には非常にオススメです。

静電容量無接点スイッチ採用コンパクトフルキーボード ワイヤーキープラー付 英語ASCII配列98キー ホワイト(Amazon・Rakutenで探す)

オススメの記事

HHKBに関しては、本ブログでいくつかレビュー記事を用意していますので、そちらも合わせて参考にしていただけると良いかと思います。