購入レビュー!Ankerのエントリーロボット掃除機Eufy RoboVac11sはコスパ抜群・一人暮らしに最適!
2021年もすでに2ヶ月が経ち、あっという間に3月に入りました。新型コロナウイルスによるステイホーム期間が始まってから1年が過ぎようとしています。
今回は4月からの新生活で必ず買っておいて後悔のないアイテムのご紹介です。
新居で必ず必要な家電といえば洗濯機・冷蔵庫・電子レンジなど様々ですが、忘れてはいけないのが掃除機です。
どんなにキレイに生活しようと心がけていても、1ヶ月もすればチリ・ホコリは必ず蓄積します。
しかし、掃除機をかけるといっても意外と重労働なんですよね。。。
私自身はせっかくの休みの時間を掃除に当てるのは、かなりもったいないと感じていました。
そこで引越しと同時に導入したのがロボット掃除機です。
1. 比較的安価なエントリーモデル
ロボット掃除機といっても性能・価格帯はモデルによって様々です。
最も有名なロボット掃除機といえばルンバでしょう。
しかし、最も安価なモデルでもAmazon.co.jp限定モデルで約30,000円からと気軽に手を出せる値段ではないですよね。
ましてやロボット掃除機の導入を検討している段階であれば、
といった疑問も解消できないまま、いきなりその価格を出すのは難しい決断だと思います。
そこで私が購入したのがAnkerから展開されているロボット掃除機のエントリーモデル「Eufy RoboVac 11S 」です。(2021年3月6日現在、Amazonで17,800円)
私はこちらの掃除機を2018年の年末に引越しと同時に購入し、1K一人暮らしの全エリアをカバーするメイン掃除機として使用しています。
2. メリット
正直なところ、購入するまではあまり期待していなかったのが本音です。
しかし、いい意味で期待を裏切る商品でした。
具体的には以下の5点が良かった点として挙げられます。
ボタン一つで完結するシンプルな機能
現在の家電は各社様々な独自機能を搭載して、他社との差別化を図っています。しかし、それは同時に価格高騰にもつながっています。
こちらのEufy RoboVac11sの良い点は機能が必要最低限に絞られているところです。搭載されていても持て余すだけの、余分な機能がほとんどありません。
私の場合は部屋全体を満遍なくきれいにする「自動モード」の一択です。
このモードで60~80分ほどランダムに周回し満遍なく掃除してくれます。
説明書など読み込まなくても、掃除機のボタン一つで掃除開始し充電が無くなったら充電ステーションへ勝手に戻ってくれます。
※正確には5つの掃除モードを搭載。スケジュール設定も可能。
- 部屋全体を満遍なくきれいにする「自動モード」
- 特定箇所を集中的に行う「スポットモード」
- 壁周辺を確実に掃除する「エッジモード」
- 一つの部屋に集中的にきれいにする「シングルルームモード」
- リモコンによる手動操作「マニュアルモード」
掃除の質・精度の高さ
一番の驚きはやはり、掃除の質です。
先述の通り、「自動モード」を選択し、ランダムに動き回って掃除していますが、それでもほぼ全ての領域を満遍なくカバーしています。
吸引力も申し分なく、通常の掃除機と遜色ありません。
下の画像のように、前方の2つのブラシが回転しながら進行し角に溜まったゴミも掻き出して吸引してくれます。
また前方の黒い部分は対物センサーになっており、衝突を避けながら掃除する様子が確認できました。
ほとんどの確率で衝突を避けてはくれていますが、完璧というわけではありません。その場合、一度ぶつかってから方向を変えて進んでいきますが、対象物を破損するような強い衝撃ではないので心配する必要はありません。
時間の節約・掃除開始の敷居の低さ
掃除の頻度は人それぞれですが、最低でも週に1回は掃除機をかけるでしょう。 1回10分ほどで終わるとしても、その始めるコストが高く後回しにしがちです。
私はステイホーム期間中、最低でも週に2回ランニングのため外出していたので、その間この掃除機を回すようにしていました。
また、Amazonのスマートスピーカーと連携させているため、さらに掃除開始のコストが低くできています。
外出する際に全ての扉を開けておいて「アレクサ 掃除機かけて」と声をかけるだけで掃除してもらえるので、部屋の汚れが気になったらすぐに掃除できる環境が整っています。
ロボット掃除機に最適化した生活空間の実現
掃除機の良い点というよりは、ロボット掃除機に掃除を委ねたことによる副産物として、常にロボットが掃除しやすいような生活空間を心がけるようになります。
例えば床に物を置かないようにしたり、常にロボットが通れる導線を確保するため整理整頓したりといった感じです。
また、家具の選定もロボット掃除機を意識したものになります。
基本的には床全体を覆わないもの。そして、ロボット掃除機の高さ(およそ7cm)よりも高い足のものです。(本商品は他社製のロボット掃除機と比較するとスリムな設計が採用されています。)
床が覆われていない生活空間は乱雑な印象が排除され、部屋を広く見せてくれます。
ロボット掃除機の導入は掃除の手間が省けるだけでなく、部屋を意識的に整頓するようになったりと、日々の生活習慣にまで好影響を与えてくれ一石二鳥の効果をもたらしてくれました。
省スペースな収納
ロボット掃除機は通常の掃除機よりもコンパクトに収納することができます。
私は部屋の角に充電ステーションを常設しています。
最近のコードレスタイプの掃除機であれば、デザイン性も高くインテリアの一部として溶け込むかもしれませんが、それ以外であればどこかに収納しておくのが一般的でしょう。
掃除機のために収納スペースを割いてしまうものもったいないので、このようにちょっとしたスペースに置いておけるのはロボット掃除機ならではのメリットではないでしょうか。
3. デメリット
長期的に使ってきて感じたデメリットは以下の2点です。
まずはロボット掃除機が段差を苦手としているところです。
私は部屋にテレビスタンドを置いており、床との段差は1cmあるかないかです。しかし、ロボット掃除機は中々この段差をスムーズに乗り越えられません。
段差が乗り越えられず行き詰まった場合、少しずつ方向を変えて元のコースに戻るのですが、この間の音が若干気になります。
通常のファンの音に加えて、タイヤと段差の衝突音がうるさいので、自身が部屋にいる間は少し段差を超えるサポートをしています。
もう一点気になる点は、ちょっとした掃除には向かないところです。
用途に応じて5つの掃除モードが搭載されているのですが、操作が面倒で使っていません。リモコンで操作可能なモードもあるようですが、それなら普通の掃除機を使った方が数倍楽でしょう。
シンプルな機能のみを使っているので細かい掃除を頻繁に行うというよりは、ある程度髪の毛・ホコリなどが目につくようになったら掃除するといったザックリとした掃除になります。
また、いくらコンパクト・スリム設計とはいえ掃除機が入れないスペースも確実に存在します。
たとえば冷蔵庫とキッチンの隙間や、トイレの壁と便器の隙間などが挙げられます。
通常の掃除機であればそういった隙間も掃除可能ですが、ロボット掃除機一台だと手で掃除する場面も出てきます。
4. 総評
ほとんどの点が購入前から想像できた部分ではありましたが、同時に懐疑的な部分でもありました。
大きな焦点は「本当にロボット掃除機に全て任せられるのか」という部分ですが、購入後2年間99%この掃除機に任せることができています。
1万円台でここまで掃除におけるコストが下がったことは非常に満足度が高く、良い買い物ができたと感じています。
また、自分にはさらに高い金額を出して良いロボット掃除機を買う必要がないなと気づくことができたので、その点も満足しています。