購入レビュー!スイス発ブランドOnの定番モデルCloud。オシャレなデザインで普段履きにも最適な一足
2010年に創業され、スイス・チューリッヒの一角でスタートしたOn。
創業から10年以上が経過し、Onの製品は現在まで50ヵ国以上700万人を超えるランナーに履かれてきました。
そのデザイン性の高さと履き心地の良さから、ランニングだけでなく幅広いシーンで着用でき、瞬く間に世界中で人気のブランドです。同時にデザインやテクノロジーを評価する数々の国際的な賞を受賞してきました。
今回は以前から個人的にずっと気になっていた、「世界最軽量で最もクッション性に優れたランニングシューズ」との謳い文句で2014年に登場し、現在ではOnの定番モデルと知られる「On Cloud」を購入した経緯、簡単なレビューをご紹介します。
詳細な機能やカラー展開などは時期によって異なるので、公式サイトをご覧になることをオススメします。
1. 購入理由
「On」というブランドに出合うまで、多くの方はランニングシューズとしてリサーチした結果、辿り着くというパターンが一般的ではないでしょうか。
しかし私の場合は、普段履くスニーカーとして「快適かつオシャレな靴」を探していった結果、このブランドに巡り合うことになりました。
それだけ「On」というブランドはデザインに力を入れており、またそれをマーケティング要素として上手く取り入れながら世界展開しています。
また、ファッションとして「スポーツミックス」というジャンルが定番になっており(キレイ目な格好にあえてスニーカーを合わせるなど)、トレンドも上手く汲み取りながらブランディングするため、こういったデザイン性を意識した仕上がりを目指してきたのだと思います。
実際に多くの購入者がランニングシューズとして購入したCloudを普段用のスニーカーとしても愛用するようになったと評価しています。
ミニマルで美しいデザイン
今回購入したCloudはOnの中でもベストセラーと言われるだけあり、常時10種類ほどのカラー展開を揃えるなど、ブランドとして力を注いでいることが伺えます。
その中でも、特に私が魅力的に感じていたのが「オールブラック」と「オールホワイト」というカラーです。
特にファッションへ強いこだわりのない私は、なるべく失敗しないようにモノトーンの服装をチョイスすることが多く、その中で「オールブラック」と「オールホワイト」はかなりの万能アイテムだと感じました。
ダークカラーが多い秋冬の時期はブラック、ライトカラーが多い春夏はホワイトが活躍すると思います。
逆にこれ以外のカラーリングの場合、基本的にアッパーのカラーとクラウドテックと呼ばれるソール部分のカラーが異なります。するとOnシューズの象徴的なパーツである凸凹なソールが強調されます。
もちろん、そうであったとしても全体的にまとまりのある良いデザインだとは思いますが、個人的には「ハイテクスニーカー」色が強まってしまう印象で若干抵抗感がありました。
私のように存在感強めのシューズに抵抗のある方やファッション初心者でも、上手く取り入れられるカラーが用意されています。
機能性
特徴的な機能性としては以下の3つが挙げられます。
- 軽量性
- On独自の特徴的なソール「Cloud Tec」
- 靴紐いらずのシューレース
アッパー素材にメッシュ素材を採用し通気性と軽量性を実現しており、片足わずか「230g」しかありません。平均的なスニーカーは350g~400gと言われているので、かなり軽いシューズの部類に入ります。
正面からの写真からわかるように、Cloudは靴紐ではなくゴム紐を採用しています。この仕組みにより、普段の煩わしいシューレース調整が全く不要ですし、ランニング中にシューレースがほどける心配もありません。
もちろんゴム紐といっても、しっかりと安定しているため激しく動いても、緩くて脱げてしまうということはありません。
どうしてもこの機構が合わないと感じる方は付属の伸縮性のないシューレースに取り替えて利用することも可能です。
そして、なんといってもCloud最大の特徴はOn独自開発のソールです。
着地時は衝撃が吸収されて柔らかく、蹴り出すときは力強さを感じることができるように空洞を備えたパーツの組み合わせたソールになっています。
デザインがかっこいいだけでなく、シューズとしての機能性も申し分ないので、このシューズを購入してからはこればかりを履いてしまっています。
一度ハマると抜け出せない感覚を是非みなさんにも味わっていただきたいです。
2. 購入品紹介
今回は先述のとおり、On Cloudのオールブラックを購入しました。
こちらが開封の様子です
まずは箱の外観から。シューズ界のアップルと呼ばれるだけあり、箱もしっかりとデザインが行き届いています。
ゴムのシューレース機構が合わない方に向けて取り替え用のシューレースが付属しています。
付属のシューレースは細身のタイプです。
インソールはこのように取り外し可能で、「On」のロゴがプリントされています。
横から見るとしっかりとインソールにも厚みが感じられます。
実際に履いてみた様子がこちら。
普段用のスニーカーとしても全く問題なく溶け込んでいます。むしろ、これまでリジッドデニムに合わせるスニーカーでなかなかバシッとハマるものがなかったので、これからはこの組み合わせに落ち着きそうです。
シューレースのビスにもロゴと同じ特徴的な「o」の文字があしらわれています。
3. サイズ感
それでは次にサイズ感についてです。
今回私は26cmを購入しました。
公式サイトではCloudは小さめの作りになっているとの表記があります。
また普段履いている自分のシューズのブランド・サイズを入力することでオススメのサイズを提案してくれる機能も提供されており、そちらを利用すると基本的にワンサイズアップを提案されます。
私はこの機能を試すことなく、いつもと同じサイズを注文してしまいましたが、結果的に何の問題もありませんでした。
私が普段履いているスニーカーのサイズ一覧をこちらに載せておきます。
スニーカー | サイズ | サイズ感 |
---|---|---|
ラルフサンプソン(PUMA) | 26.5 | ・ちょうど良い ・幅ぴったり ・爪先にゆとりあり |
スタンスミス (Adidas) | 26.0 | ・ちょうど良い ・脱げない程度のゆとり感 ・ワンサイズ落とすと小指が当たって窮屈 |
ALL STAR HI (CONVERSE) | 26.5 | ・ちょうど良い ・爪先にゆとりあり ・分厚い靴下を履くと窮屈 |
エアマックス1(NIKE) | 26.0 | ・ちょうど良い ・分厚い靴下を履くと窮屈 |
ゴム紐の場合、緩くてかかとが浮いてしまうこともあるかもしれないので、なるべく実際に履いてみて購入することをオススメします。
- 普段のスニーカーをぴったり目で履いている方であれば0.5cm上げて購入
- 普段のスニーカーがそこまでしっかりとサイジングしていないのであれば、同じサイズを購入
といった基準でサイズを選んでみると良いかもしれません。
4. おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回はスイス発のブランド「On」の定番商品であるCloudについてご紹介しました。
ランニングシューズとしての優れた機能性に加え、デザイン性の高さからタウンユースにも最適な一足です。
着脱も楽で歩きやすいので、旅行などにも最適な一足です。