abrAsus(アブラサス)小銭入れレビュー・マネークリップと相性抜群なキーホルダー兼コインケース
近年キャッシュレス化が進むとともに、私もほとんどの決済をアプリやおサイフケータイで済ませてしまうことが多くなりました。
以前ご紹介したGANZOのマネークリップを使い始めてからは、さらにハッキリとした使い分けをしており、少額の決済はほとんどスマホで済ませてしまいます。
※マネークリップに興味のある方はこちらをご覧ください。
理想的には小銭を持たないことなのですが、そうは言っても2020年現在、全ての店舗で自分の利用するキャッシュレス決済が導入されているわけではありません。小銭のおつりが避けられない場面も、まあまああることでしょう。
以前はそのままポケットに入れていましたが、パンツを変えるごとに小銭の出し入れが面倒になってきたため、ポケットに入れてかさばらない機動性を備えた小銭入れを探していました。
そこで目をつけたのが、GANZOのマネークリップを使い始めるまでお世話になっていた、小型財布で有名な「abrAsus 」というブランドから展開されている「小さい小銭入れ 」でした。
本記事では、およそ2年前に購入した小さい小銭入れについてレビューしていきます。
3つのポイント
私がおよそ2年間使用して感じたポイントは以下の3点です。
- キーホルダーとしての役割がメイン
- 整列した収納でスマートな出し入れが可能
- ガラス加工による手入れのしやすさ
それでは順番に見ていきましょう。
1. キーホルダーとしての役割がメイン
個人的に小銭入れとしての機能はあくまでサブ的な位置付けで捉えています。もともとマネークリップを使用していたこともあり、ほとんど現金での決済は前提としていないからです。
さらに、下の写真のようにサイズが非常に小ぶりで手の平にぴったりと収まるサイズ感であることから、ポケットに入れても全く邪魔にならず、それでいて紛失しにくい適度なサイズであることもキーホルダーとして良い役割を果たしてくれています。
付属の機能として、下の画像のように(画像は公式サイトより引用)付属のネジに鍵を取り付けることが可能ですが、一般的な家の鍵の場合穴のサイズが合わない、もしくは収納サイズよりも大きいので、ほとんどこのように取り付けることはできないでしょう。
さらに、ネジ自体がすぐに緩んでしまうことからも、この取り付けは現実的ではないと感じました。
私は、このように付属の大きいリング部分に鍵を通しています。
また写真からも分かる通り、私の小銭入れに付属していたネジは知らぬ間に取れて、どこかに行ってしまいました。。。ここに鍵を通していたらと考えるとゾッとしますね。
2. 整列した収納でスマートな出し入れが可能
小銭入れとしての機能はサブ的な位置付けと述べましたが、そうはいっても使い勝手は重要だと思います。
個人的には、今までのどの財布よりも一番使いやすい小銭入れだと感じています。
ポイントは公式サイトにもセールスポイントの1つとして挙げられている通り、999円分ピッタリの小銭のみが収納できるように設計されている点です。
この設計により、普段から意識的に小銭を使うようになり、余計な小銭を持ち歩くことを防いでくれます。さらに、下の写真のように小銭をキレイに整頓して収納するクセがつくので、実際にレジでどのコインがあるのかも一目瞭然なためスマートに会計が済みます。
3. ガラス加工による手入れのしやすさ
最後は、作りの良さです。
価格はおよそ6,000円程度と、小銭入れとしては決して安くないものですが、その分、機能性・耐久性・デザインのバランスが非常に良い商品だと感じています。
機能性についてはこれまで述べてきた通りです。デザインに関しても、ミニマムでカラバリも豊富なのでどなたにも受け入れられると思います。
耐久性に関しては、牛革にガラス(樹脂)加工を施すことにより、レザーの弱点である「水や汚れに弱い」部分を克服しています。いわゆる「ガラスレザー」と呼ばれるものです。
ガラスレザーはレザーシューズの場合、比較的安価な靴に採用されることが多く、水や汚れに強くメンテナンスが楽というメリットと、経年変化が楽しめなかったり、ひび割れ・蒸れやすいなどのデメリットを含んだ性質があります。
しかし、こちらの小銭入れの場合、使っている革の量が少なくシワやヒビが気にならないことに加え、蒸れることもないのでガシガシ使っても汚れが目立たないガラスレザーは耐久性の面で非常に良い材料だと思います。