Bluelounge Kickflipレビュー・Majextandと購入を迷った筆者が決め手を紹介

2018年、Macbook Pro 13インチの購入と同時にPCスタンドの購入を検討した。家で作業するよりも、Macを外へ持ち出してカフェなどで作業するのを好むため、Macに直接装着できる商品を探していた。

その中でふと頭に浮かんだのが数年前友人がMacbook Proと使っていた「Bluelounge Kickflip」だった。

そのほかの選択肢として最後まで悩んだのが「Majextand」。Macbookのデザインとよくマッチした世界最薄を謳ったキックスタンドで、Youtubeなどで紹介されることも多く勢いのある商品だ。

本記事では、私が購入した最終的に購入に至ったBlueloungeのKickflipスタンドについて紹介する。

購入の決め手

最終的にBluelounge Kickflipを購入したのは以下の２つの理由からだった。

実際にMajextandを購入して使用したわけではないので、あくまで推測にすぎないがこれらのポイントが２つの商品の主な違いである。

手頃な価格

まずは価格面であるが、Blueloungeが3,000円程度であるのに対し、Majextand は6,000~7,000円程度とおよそ倍近くの価格設定である。もちろん機能や作りの質的な部分でMajextandの方が良い部分があるので、この差は納得できるものだろう。

しかし、個人的には他の2点の機能面でBluelounge Kickflipに惹かれれた。また、実際に友人に借りて使わせてもらっていたことも購入の大きな決め手となった。

商品概要欄にはMacbook用と記載があるが、WindowstノートPCであっても、装着部分に排熱用のファンなどが配置していなければ、十分対応可能である。

また、装着部分には特殊な吸着素材を採用しているため、PCを買い替えた際にも簡単に張り替えることができる。物理的にスタンドが壊れない限り、ずっと使える商品だ。私は購入から2年ほど経過しているが、今のところプラスチックの破損など全く問題なく使えている。

適切な角度で手首の負担が少ない

何と言っても、PCキックスタンドを使用する最も大きな理由は以下の2つだろう。

1. ディスプレイを目線の高さに近づける
2. キーボードに角度をつけ、タイピング速度を向上させる

平常時

Blueloungeのキックスタンドはスタンド自身に多少厚みがあるので、スタンドを立てていない状態でも、数ミリ高くなっていることがわかる。これだけでも、何も装着していない時よりもキーボードの角度を実感することができる。

スタンド時

かなり角度がついているように見えるが、実際に手を乗せてタイピングしてみると、なんとも絶妙な角度に設定されていることがよくわかる。

また、ディスプレイの位置も目線の高さに近づき、着席時の腰の丸まりを軽減してくれる。流石に背筋が完全にまっすぐになるほど高さは出ないので、そこは期待を大きくしすぎないよう注意したいところ。

ノートPCの場合、ディスプレイの高さとキーボードの角度はトレードオフの関係にあるのは仕方ないことだろう。しかし、私がMajextandに感じたことは角度をつけ過ぎていること。数段階の調整がかけられ、最終的にはかなりの角度まで調整可能だが、第一段階から中々の角度かなというのが正直なところ。

あまり角度をつけすぎると、逆に手首に力が入ってしまうため、腱鞘炎などを引き起こす可能性がある。こういった懸念から、今回はこちらのKickflipを選択した。

支える範囲が広く安定感抜群

最後は、安定感である。写真からも見て取れるように、ほとんどMacbookの横幅を8割方カバーしている。

下の写真は遠近感に差があるため、若干狭く感じるが裏側の写真をみるとカバーの範囲が広いことが見て取れる。

この仕様の利点は、机以外でもスタンドを立てて作業できるところ。

平らな机の上での作業はもちろんのこと、場所によっては膝の上に乗せて作業することもあるだろう。そのような時に、スタンド幅が広くないと安定して作業することができない。

この仕様のおかげで、私はソファの上で足を伸ばしながらスタンドを立てることも可能ですし、カフェで小さなサイドテーブルしかない環境でも膝上で作業することができる。

この点は、購入後に気づいたMajextandとの違いである。

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