ランニング初心者がクリフトン8でHOKAデビュー!サイズ感・履き心地は?厚底未経験によるシューズレビュー
だんだんと暖かくなって、ランニングをするのにちょうど良い季節へとなってきました。
冬の間サボっていたランニングをついに再開する決心をしたのですが、ただ一つ、どうにかしてモチベーションを上げたい。。。
そこで思いついたのが、ランニングシューズの新調でした。
これまで、アウトレットショップで購入したナイキのシューズを4, 5年履いていたので、さすがにそろそろ買い替えても良い頃だということも決め手に。
だいぶ踵もすり減ってきており、自分の走り方の特徴が顕著に現れています。
お世話になった一足から新たに買い替えるにあたり、色々とリサーチしたところ、ランニングシューズの目覚ましい進化を目の当たりにしました。
結局のところクリフトン8を選んだわけですが、その経緯や実際に履いて走ってみた感想について、初心者目線で書いていきたいと思います!
1. 購入の経緯
ランニングを再開するにあたって、ランニングシューズについて色々と調べてみたところ気づいたことは、
どうも厚底シューズが流行っている
ということ。
確かにプロレベルのランナーがナイキの厚底シューズで様々な記録を出していることは、ニュースで見ていましたが、その流れがどうも市民ランナーレベルのシューズにも影響しているようでした。
とはいえ、プロ仕様のシューズは厚底部分にカーボンプレートが含まれているため、履きこなすにはそれなりのトレーニングが必須です。また高性能ゆえ、それなりに高価でもあります。
この厚底・薄底シューズ論争は、それだけで一つの大きなトピックのようで、初心者ランナーの自分が関知するには時期尚早だと感じました。
そこで、まずは何をシューズ選びの軸にするかを考えてみました。
久しぶりにランニングする私にとって大事な点は
- 疲労を軽減してくれるシューズ
- 走りをサポートしてくれるシューズ
- モチベーションを上げてくれるカッコイイシューズ
です。
継続的に走るにあたって、ケガにつながるような疲労感をなるべく残さないシューズかつ、「このシューズを履きたい!」と日々のランニング意欲を掻き立ててくれるようなカッコイイものがいいなと、漠然と考えていました。
これらの基準で探していたところ、衝撃吸収で足への負担を軽減してくれ、反発力で走りをサポートしてくれる厚底タイプで、フランス発祥のオシャレなブランド「HOKA ONE ONE」の大定番シューズである「クリフトン8」を見つけました。
数字からもわかるように8代に渡ってアップデートを重ねており、幅広い層のランナーに支持されているシューズです。
正直、HOKA ONE ONEの他のシューズで気になるものもあったのですが、HOKAというブランドのシューズを履くにあたって、まずはこれを選んでおけば間違いないという意見を信じて購入に至りました。
2. 購入品紹介
それでは実際に購入品をみていきましょう。
実際に購入したのがこちら。
通常幅のホワイトとブラックのモノトーンモデルを選びました。
サイズは普段のスニーカーと同じ26cmで問題なしで、Onのクラウドを購入した際も26cmを選んでいます。
特徴はなんといってもこの分厚いソール。そして、つま先が心配になるほど反り上がっています。
しかし、ひとたびシューズを持ち上げると、このゴツい見た目からは想像がつかないあまりの軽さに衝撃を受けました。一足250gほどだそうです。
ヒール部分は履きやすいように、つまみが長めにとられています。足の出し入れも非常にスムーズに行うことができます。
ソールだけでなく足の甲にあたる、靴べろ部分もしっかりとクッションで保護されており、足を入れると柔らか素材に足全体が包まれる不思議な感覚です。
3. 実際に履いてみた
実際に履いてみて感じたことは、「見た目カッコイイ。」ということでした(笑)
履き心地が良いことは履く前からなんとなく想像できていましたが、シンプルにデザインが素晴らしいことが再確認できました。
ボリュームがあるにもかかわらず、全く悪目立ちしていない感じが、かなりお気に入りポイントです。私は割とウェアで色を使いたいタイプなので、このくらいシンプルなシューズの方がバランスが取りやすいと思いました。
次回紹介するCOROSのランニングウォッチもホワイトを選んだので、手元とシューズでイイ感じの清潔感が出ています。
履き心地も、いままで味わったことのないクッション性を感じることができ、ランニングシューズの進化を体験できました。
4. 実際に走ってみて感じたこと・1ヶ月レビュー
それでは実際にランニングを終えての感想についてお話ししていきます。購入後およそ1ヶ月ほど、週2のランニングで使ってみました。
正直にお伝えすると、「慣れるまで時間がかかり、履く人を選ぶシューズ」だろうなという印象です。
私のランニングレベルは、キロ5分~5分30秒ほどで10kmを走れる程度です。
5月中旬の10kmレースに照準を合わせ、まずは「走り切ること」を目標にしており、初心者レベルのランナーだと思います。
とはいえ、過去にランニングを習慣にしていたので、ある程度自分の走り方・フォームは確立されていたように思います。それも前のランニングシューズに適応したもので。
その状態でこの厚底シューズに移行してきたため、ソールがかなり柔らかく感じてしまいました。
初めの数キロは柔らかく感じても「衝撃を吸収してくれている」というポジティブな捉え方できるのですが、中盤あたりに差し掛かると、疲労も相まって、柔らかさで接地時間が長く感じてしまい「足が思うように進まない」というネガティブな要素が現れてきます。
トレーニングを再開したばかりで、筋力が追いついていなかったこともあるのですが、中盤から終盤にかけて前のシューズでは感じなかった感覚、足への乳酸の溜まり、膝の痛みが少しだけありました。おそらく、トレーニング不足に加えて、走り方がシューズに適応していなかったのだと思います。
しかし不思議なことに、初めて10kmを走った時も翌日の足の痛みはほとんどなかったので、衝撃吸収で疲労軽減という役割はしっかりと果たされている実感はありました。
その後、何回か10kmを走ってみましたが、徐々に走行中の乳酸の溜まり方も軽減されてきたように思います。
このように、厚底を初めて履くランナーにとっては適応までに少し時間がかかるのではないか、というのが私の経験をもとにした結論です。
5. おわりに
いかがでしたでしょうか。
先ほども述べたように、少し適応までに時間がかかるとはいえ、「クリフトン8」は慣れてくるとかなり強力にランニングをサポートしてくれるシューズです。
個人的には、もう少し接地時間が短い感覚のシューズの方が走りやすい・好みなのだと思っているのですが、走破後の疲労感が小さいという面では非常に満足しており、日々のトレーニングに最適なシューズだと思っています。
トレーニングを進めて、もう少し早いペースで走りたいと思うようになった際にはHOKAの別のシューズを試していきたいと思います。
初心者ランナーの方はぜひ試してみてください。