効率化を極めるウルトラワイドモニターおすすめ4選!検討ポイントまとめ
こんにちは。先日、私自身が購入した34インチのウルトラワイドモニターについてご紹介しました。
昨年のコロナの影響から、今後もしばらくはリモートワークが続くことが予想されます。是非、ホームオフィスを整えて効率良く仕事を片付けられる環境を準備しましょう。
1. 検討ポイント
ウルトラワイドモニターと一言で表現しても、着目するべき点は様々です。
まずは一通りポイントを整理しましょう。簡単に挙げると以下の4点です。
- モニターサイズ(29~43インチ)
- モニターの形状(平面・曲面)
- 光沢の有無(光沢・非光沢)
- 解像度
あくまで仕事用のディスプレイとしての用途を想定しており、ゲーム用として使いたい場合はもう少し機能面で詳細に比較が必要ですが、仕事用としてはこれらの点で十分です。
モニターサイズ
まずはモニターサイズです。
一般的に29インチ以上のディスプレイからウルトラワイドモニターと呼ばれることが多いです。
また一般的なディスプレイの縦横比・9:16という比率ではなく、横に長い設計から「ウルトラワイド」と呼ばれています。
ディスプレイサイズが大きくなれば、それだけ一画面で表示できるコンテンツが多くなるのですが、その分デスクの占有領域が拡大します。
市販されているモニターで、私の知る限り最も大きいウルトラワイドモニターは43インチです。
しかし、34インチのモニターを使用している私からすると、これ以上大きくなっても以下のデメリットが大きいと予想できます。
- 100cm幅以上のデスクが必要
- モニターと座席の距離感の調整が困難
- 対応アームモニターが少ない
これらの理由から比較的ウルトラワイドモニターとして小型な29インチ、または一般的な34インチの選択をオススメします。
モニターの形状
続いてモニターの形状です。モニターの形状には2種類存在します。
一般的なノートPCのディスプレイと同様に「平面」タイプであるものと、中央部分が窪んでおり、手前方向に広がっていく「曲面」タイプです。
動画制作やデザイン関連のお仕事をされている方には平面モニターの方が良いという意見もありますが、基本的には好みの問題です。
平面モニターの場合、端に行くにつれて自分の目線から遠ざかります。27インチまでのディスプレイの場合気にならなかったような遠近感が横に広いワイドモニターでは生まれてくるので、その点に注意が必要です。
34インチの場合横幅は80cmほどになるので極端な場合、首が凝ってしまい負の効果をもたらしてしまう恐れもあります。
その点、曲面モニターは自分に向かって湾曲しているので、端から端まで目視しても首が凝るようなことはありません。一定の没入感も得られます。
あくまで個人的な感想ですが、29インチであれば「平面」、34インチであれば「曲面」を選択することをオススメします。
光沢の有無
一般的なモニターは非光沢(ノングレアと表記されることも有)であることが多いです。
光沢ありのモニターの具体的な例としては、スマホの液晶画面です。
光沢ありのモニターの方が、発色やコントラストがクッキリと感じることができます。しかし、光沢があることで反射光も強く感じるため目が疲れやすいといったデメリットもあります。
長時間の使用であれば非光沢のモニターを推奨しますが、ブルーライトカットメガネなどで対策をされるのであれば光沢モニターも良いオプションです。
解像度
最後のポイントは解像度です。
この値が大きければ大きいほど、表示できる領域が増えるということです。
市場の製品を見渡してみるとこのような解像度とディスプレイサイズの組み合わせが多いです。
- 29インチ:2560 × 1080
- 34インチ:3440 × 1440 または 2560 × 1080
一般的に解像度が高くなると、価格も上がります。
同じ解像度の「2560 × 1080」でも29インチと34インチでディスプレイサイズが異なる組み合わせも存在します。
この場合、同じ部分を表示していても34インチの方がより大きく映し出せるということです。
個人的な組み合わせのオススメは以下の通りです。
- 34インチ:3440 × 1440
- 29インチ:2560 × 1080
- 34インチ:2560 × 1080
2. オススメモデル4選!
それでは上記のポイントを含めて、実際にオススメのモデルをご紹介します。
LGエレクトロニクス 29インチ型 平面ディスプレイ
まずはウルトラワイドモニターの代名詞といえるLGエレクトロニクスからリリースされている29インチ型平面ディスプレイです。
LGは韓国のブランドですが価格と品質のバランスが高く、コスパの高いことで知られています。
2021年4月現在、こちらの商品は3万円を切る価格で手に入るので初めの一台として非常にオススメです。
基本的な性能に申し分がないことに加え、画面のチラつきを抑える「フリッカーセーフ」や目の疲労の原因である青色の周波数を抑える機能「ブルーライト低減モード」など、目の疲れを軽減する機能も搭載していることも高評価です。
モニターサイズ | 29インチ |
モニター形状 | 平面 |
光沢の有無 | 非光沢 |
解像度 | 2560 × 1080 |
HKC 29インチ型 曲面ディスプレイ
HKCは中国のディスプレイ生産に注力した企業です。
特徴はなんといっても、LGよりもさらに薄い狭額縁ベゼルと29インチサイズでの曲面ディスプレイです。
価格も2021年4月現在、3万円台前半とLGと同等の価格帯なので、比較的手の出しやすい選択肢と言えるでしょう。
モニターサイズ | 29インチ |
モニター形状 | 曲面 |
光沢の有無 | 非光沢 |
解像度 | 2560 × 1080 |
I-O DATA 34インチ型 平面ディスプレイ
アイ・オー・データ機器は石川県・金沢市に本社を置く日本の老舗メーカーです。日本製の安心感に加え、各ECサイトでの評価も上々なブランド。
ゲーミングモニターとして設計されており、高さや角度を好みに合わせて調整できるスタンドが採用されています。3辺フレームレスの設計でよりすっきりとした印象のモニターです。
また、USB-Cのケーブルも付属されている点も非常に高評価です。
モニターサイズ | 34インチ |
モニター形状 | 平面 |
光沢の有無 | 非光沢 |
解像度 | 3440 × 1440 |
LGエレクトロニクス 34インチ型 曲面ディスプレイ
やはり34インチでもLG製品は非常にオススメです。前述の通り、34インチは解像度の違いに注意が必要です。同じ34インチであっても、低解像度の「2560 × 1080」と「3440 × 1440」によって、2~3万円ほどの価格差が生まれます。
34インチで手ごろな価格・3~5万円で展開されている製品はほとんどが「2560 × 1080」の解像度です。この点は注意が必要です。
34インチであればやはりさらに広い領域を表示可能な「3440 × 1440」がオススメです。
モニターサイズ | 34インチ |
モニター形状 | 曲面 |
光沢の有無 | 非光沢 |
解像度 | 3440 × 1440 |