楽天モバイル「Rakuten Mini」開封レビュー・サイズに最適化された良デバイス
本記事では、無料サポータープログラム第二弾より販売が開始した楽天モバイルオリジナルデバイス「Rakuten Mini」を紹介します!
入手直後のレビュー記事のため詳細はまた後日紹介します。
楽天モバイルでの契約と購入品紹介、基本性能、ファーストインプレッションについて書いていきます。
1. 楽天モバイル店舗での契約
まずは、楽天モバイルとの契約についてです。
恵比寿にある楽天モバイルの新店舗に足を運びました。無料サポータープログラム期間中、Rakuten Miniは店舗限定での販売だったためです。
店内は全体的に白で統一されており、広々と開放的でした。各種デバイスの陳列は完全ワイヤレスで、快適に実機を試すことができる環境です。
店舗到着時、筆者の前に3人おりましたが、2〜3分ですぐに案内されました。
契約は一部重要な注意事項を記載した用紙に目を通す以外、全てタブレット上で行われました。楽天を普段から利用されているユーザーであれば、スムーズに契約完了できます。
今回私は電話番号の移転(MNP)は行わず新規の契約でしたが、ものの15分ほどで全ての手続きが終了しました。
ここ5〜6年、大手携帯会社とやりとりをしたことがないので比較はできませんが、オンライン上で全ての契約が終了できるのはものすごくありがたいですね。
2. 購入品紹介
今回の購入品と金額は下記の通りです。
- Rakuten Mini本体 (税抜19,819円)
- Rakuten Mini全面ガラスフィルム(税抜800円)
税込価格: 約23,000円
Rakuten Mini 本体の開封
Rakuten Mini本体の外観から紹介します。箱は白を基調としており、いい感じの高級感があります。外箱自体ものすごく小さいので、いかにデバイスが小さいのかがわかります。
箱を開けると中身はこのようになっています。
- ACアダプター
- USB Type-Cケーブル
- 3.5mmイヤホン変換アダプター
- ユーザーガイド(保証書)
ACアダプター、USB-Cの有線ケーブルが付属しています。それ以外にも、USB-C => 3.5mmイヤホンジャックの変換コードが付属しているのは気が利いていますね。有線のイヤホンが問題なく使用可能です。
全面ガラスフィルムの開封・装着
続いて、全面ガラスフィルムの開封です。中身はこのような感じでした。
フィルム自体はデバイスの表面カラーに合わせて色が入っているタイプです。
そして、ここで一つ嬉しいポイントがフィルムを貼る際のサポートツールが同梱されていたことです。
黒いプラスチック上のケースをRakuten Mini本体に上から被せると、ピッタリとガラスフィルム分のスペースのみが凹んだ状態になります。
あとは、ガラスフィルムを上からそっと落とすと1ミリもズレることなくフィルムを貼ることができます。ガラスフィルムの貼る位置を合わせる、あの煩わしい作業がないのは非常にポイントが高いですね!
3. 基本性能
基本的な性能はHPより抜粋してお伝えします。
サイズ(高さ / 幅 / 厚さ) | 10.6cm / 5.34cm / 0.86 cm |
重量 | 約79g |
ディスプレイサイズ | 3.6 インチ |
解像度 | HD (1,280×720) |
連続待受時間(LTE) | 約160時間 |
連続通話(通信)時間(LTE) | 約5.4時間 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 439 / オクタコア 2GHz + 1.45GHz |
OS | Android™ 9 Pie |
内蔵メモリ(RAM / ROM) | 3GB (RAM) / 32GB (ROM) |
メインカメラ(外側) | 約1,600万画素 |
フロントカメラ(内側) | 約500万画素 |
バッテリー容量 | 約1,250mAh |
おサイフケータイ / NFC / 防滴(IPX2)/ 防塵(IP5X)/ 顔認証 | 対応 |
ワイヤレス充電 / 指紋認証 / 急速充電 | 非対応 |
VoLTE(Rakuten, docomo, au, SoftBank) | 対応 / 非対応 / 非対応 / 非対応 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
テザリング(Wi-Fi) | 8台 |
スペックに関する印象
良い点
- おサイフケータイ(SuicaやEdy、その他の決済)
- サイズ・重さ
- テザリング対応
微妙な点
- ワイヤレス充電・急速充電 非対応
- eSIMのみの対応(Rakuten以外のネットワークで使えない?海外用のSIMを購入して挿すことはできない?などの懸念
- 充電容量が不十分
仕様上のスペックから感じたことは以上です。フル充電まで1時間半ほどかかるようですが、この時間が急速充電対応していればさらに短縮できるのでもったいないところです。全体的には可もなく不可もなくといった印象で価格相応でしょう。
あくまでも、このデバイスに魅力があるのは「サイズ感」なので、ある程度の妥協は必要です。
プリインストールされたアプリ
Rakuten Miniには標準でGoogleの基本的なアプリ群に加え、楽天のアプリもプリインストールされています。
その状態からTwitterとQRコードリーダーアプリを追加でインストールしたあとに空き容量をチェックしたところ、およそ70%の空き容量がある状態でした。
4. 初日の印象・所感
1日使ってみた所感としては、まずまずの好印象でした。
サイズ感
サイズ感はクレジットカードよりも若干細身で、少しだけ高さがあります。iPhoneSE(第一世代)よりは一回り小さいです。
一般的な男性には少し幅が狭く見えますが、四隅全てに親指でアクセスができるのでその点は非常に使いやすいです。手の小さい女性でも十分片手で操作が完結できるので、近年大きくなってきたデバイスとは一線を画すサイズ感です。
逆に、手が大きい男性にとっては少し小さすぎるかもしれません。
操作感
ホーム画面に関してはRakuten Mini独自のレイアウトをしています。一度にアプリ全体を見渡せますし、親指で簡単にアプリのアイコンに届くので、スクリーンサイズに最適化されていると言えるでしょう。非常に操作しやすいです。
キーボード入力に関しては少しだけ慣れが必要かもしれません。デフォルトで入っていたキーボードは使いにくかったので、 Simejiをインストールしました。
日本語はフリック入力、英語はキーボードレイアウトで入力していますが、英語の文字入力が初めは辛かったです。
筆者の指はそこまで細くないので、親指で早打ちをすると必ずタイプミスします。頻繁にメッセージやメールのやりとりをする人にとってはストレスになるかもしれせん。
5. おわりに
今回は、楽天モバイルからリリースされた「Rakuten Mini」のファーストインプレッションをお伝えしました。
今後、使っていく中で気づいた点などありましたら共有します。
実機レビュー! Rakuten Mini 1ヶ月使ってみて感じたメリット・デメリット