パナソニックドライヤーがおすすめ!海外でドライヤー用に変圧器を買ってはいけない理由

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本記事は、海外でドライヤーなどの電化製品を使う際、変圧器が必要かどうか迷っている方に向けたものです。

私も先日、アメリカに滞在する際Airbnbを利用しましたが、ドライヤーが用意されていない宿を予約してしまいました。

その際に、色々調べたことから導いた結論を本記事では紹介していこうと思います。

結論から言うとタイトルにもある通り、「変圧器を買うことは全くオススメしません」ということです。

私は変圧器を購入せずに、海外電圧対応のドライヤーを購入しました

実際に現地で、そのドライヤーを使いましたが、使い心地もとても良く、パワーも全く問題ありませんでした。また、2件目のホテルに備え付けのドライヤーがありましたが、あまり清潔感もなかったため、持参のドライヤーを使えたため購入したことに全く後悔はありませんでした。

それでは、実際に私が海外対応のドライヤーを買う決断をした理由についてお話していきます。

1. 国内で購入できるほとんどのドライヤーが国内専用

まずは、こちらの記事に辿り着いている方であれば、電圧が日本と海外では異なることは何となくご存知だと思います。

ポイント

電圧とはボルト[V]という単位で表されます。
日本は電圧100V、海外はほとんどが日本より高電圧の110V~240V程度です。

そして、各電化製品には対応電圧というものが存在します。

以下の画像は私が自宅で使っているPanasonic製のドライヤーです。

ご覧の通り、100Vのみの対応で日本国内の供給電圧にしか対応していません。

2. 変圧器には消費電力の上限が存在

そして、私もみなさんと同様に以下のように考えました。

対応している電圧に変更できれば海外でも自宅で使っているドライヤーが使えるかもしれない

しかし、そこで次に気をつけなければいけない点が消費電力です。

ポイント

消費電力はワット[W]で表されます。
ドライヤーは熱を発生させる電化製品のため、非常に高い消費電力を必要とします。
商品にもよりますが、およそ1000W程度必要でしょう。

下記はビックカメラの変圧器の購入サイトから引用した電化製品と消費電力の対応表です。

ドライヤーは最も消費電力の高い電化製品であることが、お分かり頂けたと思います。

さらに、「変圧器」には変換対応電圧だけだけでなく対応消費電力が存在します。

この点が非常にわかりにくく、その点を考慮せず間違って購入してしまうケースが多いようです。

電圧さえ合っていれば動作はするそうですが、熱風は全くでないそうです。(私は試したことはありませんので、挑戦する方は自己責任でお願いいたします。)

1500W以上に対応した変圧器は高価かつデカい

それでは、ドライヤーの消費電力に対応する変圧器はいくらぐらいなのでしょうか?

ドライヤーの消費電力自体は1000W程度のものが多いですが、変圧器メーカー各社、電化製品の消費電力よりも1.25倍余力をもった変圧器の利用を推奨しているため、1500W程度の変圧器としています。

私が見つけた中では以下のあたりでしょうか。共に定価で7,000円以上してしまいますし、なかなかの大きさでちょっとした海外旅行にはかさばるサイズでしょう。



他の電化製品はほとんどユニバーサル電圧(100~240V)対応

また、この変圧器を他の電化製品にも使う機会があれば納得できますが、私たちが海外旅行で持っていく電化製品といえばパソコンやスマホなど限られているでしょう。

それらのほとんどが世界の電圧に対応しています。その中で、わざわざドライヤーのためにこのサイズの変圧器を調達するのは気が引けます。

さらに変圧器以外にも、国によってはコンセントの形状が異なるため、コンセントの形状を変更するための「変換プラグ」が必要になります。値段はピンキリですが、全世界に対応したものだと、およそ2,000円ほどかかってしまいそうです。

それに加えて変圧器を買うのであれば、次に紹介するドライヤーの購入を強くオススメします。

海外 変換プラグ コンセント 変換 3USBポートとType-Cポート付き Total 3.4A出力 A・O・BF・Cタイプ プラグ 海外 コンセント マルチ 変換プラグ オーストラリア/イギリス/アメリカ/韓国/中国 等世界150ヶ国以上対応 海外 アダプタ
「楽天1位」 海外 マルチ変換プラグ 海外旅行用【忘れ物防止リスト付】世界200ヶ国以上対応 海外マルチプラグ 海外 変換プラグ USB2ポート付 oタイプ cタイプ bfタイプ 海外出張 便利グッズ マルチタイプ 変換アダプタ 電源プラグ コンセント iphone 充電 日本語説明書付き

3. おすすめの海外対応ドライヤー

それでは、実際に私が購入したドライヤーを紹介します。

Panasonicの「EH5202P ヘアードライヤー ZIGZAG 青 [国内・海外対応]」です。値段も約1,700円(税込)と格安です。こちらはサイズも非常にコンパクトながら、パワーは申し分ありません。また、Panasonic製という点も信頼の置ける点だと思います。

上の写真はiPad miniとの比較です。箱に入れた状態でも高さはiPad miniとほとんど同じ、幅は細く非常にコンパクトです。

上の写真のように、100~120Vの地域と200~240Vでつまみを回して調整することで各電圧に対応するシステムです。ご利用の際は、現地の電圧を確認するよう気をつけてください。

C-2の変換プラグが付属しているので、その点も非常にありがたいですね。

4. おわりに

いかがでしたでしょうか?

私自身も今回初めてドライヤーのない宿に泊まることがきっかけで、色々と調べましたが、イマイチ的を得た回答が得られませんでした。

この記事が少しでも役に立ち、みなさんの無駄な迷いを取り除けたら幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。